Nさんの設立業務経験はここで活きた。数は多くはなかったが、日本進出の外資系企業や新しい事業の為に会社を設立したIT系企業から、管理本部長としての引き合いがあったのだ。Nさんは言う。「『管理能力に自信がある』ではなく、他の会社に行っても通用する『具体的な職能』を獲得しようと思ったんです」もちろん、日頃から語学の勉強を続けるなど、Nさんのプライベートでの努力も大きかったのは言うまでもない。いま転職の際、困難に直面している管理職層の中には、本来は将来を嘱望された優秀な人材も多くいるはずだ。
[参考情報]
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にもかかわらず、それが評価されにくい現状の歯痒さは、察するに余りある。Nさんほどうまくいった経歴は難しいにしても、自分のキャリアに特徴を持たせようとする努力は、誰にとっても手本になるのではないだろうか。